沿革

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創設者伊藤慈海という人物を想うに

創設者伊藤慈海

福岡県山門郡柳川町で出生し、師が三才の時に母が病死し、
その後父に育てられ、その父も小学校三年の時に死別し、兄と二人きりになりました。
家は士族の出身で徳川家の流れを継ぐ都家であり、兄は財産と共に親族に引き取られ弟慈海は、
瀬髙町のお寺に預けられ仏弟子として成人しました。
家庭や家族というものを知らずして、年少児より成育しました。
師は二男二女の子宝にも恵まれ、人並みの家庭も築いたのですが、
子ども達を自分の膝に座らせたこともないような不器用な(本当の家族の愛を知らない)面もありました。
そこに、創設者伊藤慈海の福祉に対する根本の姿があるのではないかと私は想います。
積極的に利用者と関わるのではなく、遠くから静かに見守る姿勢が現れていました。

回顧   理事長 伊藤 大海

事業の進展

昭和二十一年、終戦直後の困窮者、特に戦火未亡人の為の職業補導施設を開所し、働く場所を提供しました。
戦火未亡人は母子家庭が多く、子ども達を預け、仕事に就けられるようにと、あなみ保育所を開所しました。
その後、国民の生活も少しずつ安定していきましたが、まだまだ少年非行が市中に溢れていました。
そこで、母子寮を養母施設に変更し、職業補導施設を阿南村に移管しました。
(昭和二十八年二月、社会福祉法人認可により正式発足)
非行少年を受け入れる山家寮を開所しましたが、利用者の中には数多くの精神薄弱児(現「知的障害児」)がおり、
彼らの受け入れ施設として、昭和四十年に精神薄弱児施設木埋園を開所しました。
しかし、学校卒業後の彼らの進路がない為、昭和四十九年五月、職業訓練を行う授産施設緑の家を開所しました。
また、能力等が低く、授産施設に向かない人の為、更生施設久保更生園を昭和五十一年に開所しました。
このように、戦後、法の整備がされていない時代から、行き場のない方々を受け入れてきました。
今では、法人とともに歩んできた利用者も高齢化が進んだ為、高齢施設を開所しました。
平成二十九年四月、生活困窮者を対象とした事業も開始しました。
これからも私たちは、時代の変化に先駆けた事業の運営に努めてまいります。

写真

55歳頃(昭和44年)の創設者

庄内厚生館の沿革

昭和21年9月1日  阿南村立阿南小学校において職業補導施設を開所
沿革
昭和22年7月1日  庄内厚生館々舎完成(国県費補助)
沿革
昭和22年10月1日  職業補導施設並びに児童福祉施設あなみ保育所及び母子寮を同館に併設
昭和24年4月10日 母子寮を養護施設に変更認可 
昭和25年9月1日 職業補導施設を大分県阿南村に移管 
昭和28年3月27日 法人認可により社会福祉法人庄内厚生館として新組織により発足
昭和28年4月30日 児童福祉施設廃止承認 
昭和28年5月1日  養護施設山家寮(定員45名)・保育所あなみ保育園(定員60名)設置認可
沿革
昭和31年5月10日 養護施設山家寮を現在地に移し、園舎1棟移築(定員50名認可)
昭和38年3月31日 養護施設山家寮記念館増築(お年玉ハガキ寄付金)
昭和39年12月1日 精神薄弱児施設木埋園ひばり寮すぎ寮完成(競輪補助・日自振)
昭和40年1月1日 精神薄弱児施設木埋園開園(定員30名)
沿革
昭和40年11月1日 精神薄弱児施設木埋園ひまわり寮学習指導室、倉庫増築(競輪補助・日自振)
昭和40年12月1日 精神薄弱児施設木埋園 定員50名認定 
昭和42年10月30日 精神薄弱児施設木埋園管理棟増築(競輪補助・日自振) 
昭和42年11月1日 精神薄弱児施設木埋園 定員80名認定 
昭和43年5月20日 精神薄弱児施設木埋園プール及び水道設備完成(清水基金補助) 
昭和44年3月31日 精神薄弱児施設木埋園重度棟新築(国県費補助) 
昭和44年4月1日 精神薄弱児施設木埋園 定員100名認可
大分県立日出養護学校庄内分校開校
昭和45年6月1日 養護施設山家寮、精神薄弱児施設木埋園の名称を養護施設山家学園、精神薄弱児施設木埋学園に変更
昭和46年3月20日 養護施設山家学園園舎改築(国県費補助) 
昭和46年7月20日 精神薄弱児施設木埋学園機能回復訓練棟新築(おぎゃー献金配分補助・日母基金) 
昭和47年4月1日 特別養護老人ホーム冨寿園開園(定員50名)(競輪補助・日自振) 
昭和47年7月1日 児童福祉施設小野屋児童館認可
沿革
昭和48年4月12日 大分県立日出養護学校庄内分校を旧庄内東部中学校跡地に移転
昭和49年3月14日 精神薄弱児施設木埋学園 定員105名認可
昭和49年3月30日 特別養護老人ホーム冨寿園1棟増築(国県費補助) 
昭和49年3月30日 特別養護老人ホーム冨寿園 定員100名認可
昭和49年5月1日 精神薄弱者授産施設緑の家開園(定員50名) 
昭和49年7月1日 児童福祉施設小野屋児童館廃止
昭和50年7月9日 精神薄弱者授産施設緑の家職員宿舎新築(清水基金補助) 
昭和51年3月20日 保育所あなみ保育園舎改築(国県費補助)
昭和51年4月1日 精神薄弱者授産施設緑の家 定員55名認可
昭和51年6月1日 精神薄弱児施設木埋学園 定員75名認可
精神薄弱者更生施設久保更生園開園(定員30名) 
昭和52年5月1日 身体障害者療護施設慈久園設置認可(定員60名) 
昭和53年10月1日 精神薄弱者更生施設久保更生園 定員37名認可 
昭和54年4月1日 福祉の森設置  
昭和54年4月6日 庄内厚生館 「福祉の森」 緑化大会 
沿革
昭和57年7月15日 精神薄弱児施設木埋学園医務室・検査室新築(おぎゃー献金配分補助・日母基金) 
昭和59年4月21日 精神薄弱児施設木埋学園、精神薄弱者授産施設緑の家、精神薄弱者更生施設久保更生園の利用する温泉湧出 
昭和59年10月1日 木埋学園、緑の家、久保更生園に施設内歯科診療所を開設する
昭和60年3月30日 精神薄弱児施設木埋学園温泉リハビリセンター新築(中央競馬社会福祉財団補助)
昭和60年8月23日 社会福祉法人朋寿会の設立認可に伴ない経営施設冨寿園分離
社会福祉法人慈久福祉会の設立認可に伴ない経営施設慈久園分離
昭和61年11月2日 庄内厚生館創立40周年記念式典挙行、40周年記念誌発行
沿革
昭和62年11月18日 精神薄弱者授産施設緑の家作業棟老朽により増改築(競輪補助・日自振)  
昭和63年12月21日 精神薄弱者施設木埋学園大型マイクロバス購入(中央競馬社会福祉財団補助)
平成元年2月28日 精神薄弱児施設木埋学園・精神薄弱者更生施設久保更生園園舎老朽により増改築(国県費補助)
平成元年4月1日 精神薄弱児施設木埋学園 定員50名認可
精神薄弱者更生施設久保更生園 定員70名認可
平成元年11月28日 精神薄弱者授産施設緑の家近代化補助事業にて塗装用ブース導入(国県費補助)
平成元年12月20日 精神薄弱者授産施設緑の家スプリンクラー設備設置(国県費補助) 
平成2年4月1日 精神薄弱者地域生活援助事業グループホーム「みどり荘」設置認可(定員4名)
平成4年4月1日 精神薄弱者地域生活援助事業グループホーム 「第2みどり荘」 設認可(定員4名)
平成4年10月16日 精神薄弱児施設木埋学園重度棟大規模修繕完了(国県費補助)
平成5年6月30日 精神薄弱児施設木埋学園作業訓練棟新築(おぎゃー献金配分補助・日母基金) 
平成5年12月20日 精神薄弱者授産施設緑の家大規模修繕完了(国県費補助)
平成7年3月27日 精神薄弱者授産施設緑の家近代補助事業にて大型農機具導入(国県費補助)
平成8年12月5日 精神薄弱者授産施設緑の家、マイクロバス購入(中央競馬社会福祉財団補助)
平成9年1月20日 精神薄弱者授産施設緑の家域交流ホーム新築(競輪補助・日自振) 
平成9年3月12日 庄内厚生館創立50周年記念式典並びに地域交流ホーム竣工式挙行、50周年記念誌発行
沿革
平成11年7月2日 知的障害児施設木埋学園マイクロバス購入(おぎゃー献金配分補助・日母基金) 
平成11年9月28日 児童養護施設山家学園マイクロバス購入(オートレース補助・日動振)
平成12年8月2日  知的障害者地域生活援助事業グループホーム「第3みどり荘」設置認可(定員6名)
平成15年2月28日 知的障害者授産施設緑の家分場増築完了(国県費補助)
平成15年3月31日 知的障害者授産施設分場(通所)緑の家分場設置認可(定員10名)
平成15年4月1日 知的障害者授産施設緑の家分場事業開始 
平成15年4月1日 児童養護施設山家学園 定員35名認可
平成16年2月27日 児童養護施設山家学園大規模修繕完了(国県費補助) 
平成16年3月12日 知的障害児施設木埋学園マイクロバス購入(日本財団補助) 
平成17年3月30日 指定居宅支援事業者(児童居宅介護等事業、身体障害者居宅介護等事業、 知的障害者居宅介護等事業)指定
平成17年3月31日 指定居宅サービス事業者(訪問介護)、指定居宅介護支援事業者(居宅介護支援事業)指定
平成17年4月1日 ホームヘルパーステーションゆふネット、介護保険サービスセンターゆふネット事業開始
平成17年4月1日 知的障害者授産施設分場(通所)緑の家分場 定員14名認可
平成17年7月20日 知的障害児施設木埋学園軽自動車(車いす仕様車)購入(競輪補助・日自振)
平成18年3月31日 知的障害児施設木埋学園、知的障害者更生施設久保更生園温泉掘削
平成19年5月25日 児童養護施設山家学園増築((財)SBI子供希望財団寄付)
平成19年10月19日 共同生活援助事業所グループホーム「みどり荘」新築移転
平成20年3月20日 保育所あなみ保育園新築移転(国市費補助)(県森林補助)
平成20年3月29日 庄内厚生館創立60周年記念式典並びにあなみ保育園竣工式挙行
平成20年7月25日 知的障害児施設木埋学園新館内装工事完了(共同募金補助 )
平成20年11月20日 共同生活介護事業所ケアホーム「あじさい」新築(財団法人JKA(日自振)補助)
平成21年3月16日  デイサービスセンター「長宝」改修(旧あなみ保育園)工事完成(日本財団助成)
平成21年3月26日 知的障害児施設木埋学園ワンボックスカー10人乗り購入(大阪府社会福祉協議会助成)
平成21年4月1日 共同生活介護事業所ケアホーム「あじさい」事業開始(定員6名)
平成21年4月1日 デイサービスセンター「長宝」事業開始(定員14名)
平成21年6月12日 知的障害児施設木埋学園ワンボックスカー10人乗り購入(おぎゃー献金配分補助・日母基金)
平成22年4月1日 共同生活援助事業所「こすもす」開所
平成23年4月1日 知的障害者授産施設緑の家 定員50名認可
平成23年4月1日 知的障害者更生施設久保更生園 定員60名認可
平成23年4月1日 訪問介護事業ホームヘルパーステーションゆふネット廃止
平成24年4月1日 障害者自立支援法に基づく新体系サービスへの移行
知的障害者更生施設久保更生園を廃止し、障害者支援施設久保更生園認可 施設入所支援…60名 生活介護…60名
知的障害者授産施設緑の家を廃止し、障害者支援施設緑の家認可 施設入所支援…50名生活介護…40名就労継続支援B型…10名
平成24年4月1日 知的障害者授産施設分場(通所)緑の家分場を廃止し、就労継続支援B型事業所希望の家 定員20名認可
平成24年4月1日 知的障害児施設木埋学園の名称を福祉型障害児入所施設木埋学園に変更
平成24年12月1日 住宅型有料老人ホーム「ゆふ」事業開始(定員20名)
平成24年12月1日 庄内厚生館デイサービスセンター長宝 定員28名認可
平成25年5月1日 障がい者相談支援センター「こうせいかん」認可
平成25年8月30日 共同募金会女 500万円
福祉型障害児入所施設木埋学園 机・椅子購入
平成26年2月10日 有料老人ホームゆふ 温泉掘削
平成26年4月1日 障害者総合支援法に伴う共同生活介護の共同生活援助一元化
介護サービス包括型(定員20名)
外部サービス利用型(定員18名)
平成26年6月23日 総合支援ホール障害児入所施設新築工事完成
沿革
平成27年2月23日 児童養護施設山家学園 軽自動車購入 日本財団助成
平成27年3月23日 庄内厚生館デイサービスセンター長宝 新築移転工事完成
平成27年5月21日 グループホームあじさい及び第二あじさい スプリンクラー設備工事完成
平成26年度福祉施設耐震化等整備事業費補助
平成28年3月31日 障害者支援施設緑の家 就労継続支援B型事業所 廃止
平成28年4月1日 就労継続支援A型事業所完成に伴い、障がい者就労継続支援B型事業所希望の家を多機能型事業所希望の家へ名称変更
沿革